大島薫のYouTubeチャンネルにてこちらの体験談を紹介中!
けいです。先日「ゼクシィ縁結び」を使い始めて、初めてマッチングした人とデートをしてきました。今回は、そのデートの模様を赤裸々にお届けします。
デート当日、どんな格好をしていくかすごく迷ったのですが、普段の自分は女性らしさのかけらもないので、せめてデートのときだけでもアピールしようとスカートを履いたり、アクセサリーを付けたりしてみました。
(髪の毛ボサボサ。この後、毛先を軽く巻きました)
お昼を食べてからプラネタリウムを観ることになっていたので、待ち合わせはお昼ごろ。会ってみた第一印象は、写真や文面から想像した感じと、驚くようなギャップはありませんでした。話しながら、とりあえずプラネタリウムのチケット売り場を目指しました。
道中は、結構話が弾みました。話が弾むようにがんばったというのもありますが、なんとなく大学の同級生の男子と話している感覚で、結構楽しかった。
そうこうしているうちにチケット売り場に到着しました。しかしここで問題が発生。お昼を食べた後にちょうどいいと思っていた時間帯の公演が満席で、すぐに始まる公演しか空いていないというのです。
仕方ないので、すぐに始まる公演に入ることに。待ち合わせからおよそ15分。ろくろく話もせずにプラネタリウムに入ることになりました。まあいいや、プラネタリウム久しぶりだし、とりあえず楽しもう。
土曜日だったこともあり、プラネタリウムには家族連れも多くいました。
開演ギリギリに着席し、夜空を見上げてしばし。10分ほど経ったころでしょうか。お腹の上に置いていた手に、なにやら温かいものが……。
手を重ねられていました。
いや、いやいや、いやいやいや、え?
なんで?なんでさっき会ったばかりの知らん人に手を重ねられてんの??
頭の中が大混乱して、即座に星空どころじゃなくなりました。これ、どうする?そっと避ける?でも避けたらお腹の上に手が落ちるよね?それは勘弁。じゃあ、そっと手を相手の膝にお戻しする?あとが気まずくない??これからお昼ご飯食べるんだよ??
どれくらい重ねられていたでしょうか、たぶん10分くらいでしょうか。いろいろ考えて固まってるうちに、相手の手がすっと引いていきました。とりあえず、ほっとしました。
そしてさらに数分後。また手を重ねられました。心の中ではドン引きでしたが、じっとしていればいずれ去っていってくれるだろうと思い、気にしないことにしました。
そしてプラネタリウムが終わり、何事もなかったかのようにランチのお店を探し、席に落ち着きました。選んだのはパスタ。無難すぎるチョイス。
(先に自分のが来てしまったので、2人分撮れなかった…残念)
プラネタリウムでのできごともありましたが、なんとなくノリが合うというか、話してるのは非常に楽しかった。
話の流れで、同じ施設内にオープンしたばかりというVR施設にも行ってみることになりました。ただ、1日券を買うには微妙な時間だったので、それよりもちょっと安い夕方からのチケットを買うことにしました。入場までは少し時間があったので、施設内を散歩することに。
ご飯屋さんを出て、歩き出してしばし。「手をつなぎませんか」。
えっ…。いくらデートとはいえ、初対面。正直手をつなぐことには少し抵抗がありました。「嫌ですか」。
えええ、結構押しが強い…。ちょっと悩みましたが、デートを平和に終えたいという思いと、話しているのは楽しいという思い、減るもんじゃないしという思い切りもあり、とりあえずつなぐことに。
VR施設では、めっちゃはしゃぎました。そもそもVRが楽しかったのと、2人で共闘したりするので、距離が縮まりました。一番距離が縮まったのはホラーVRで、それまでは敬語だったのに、あまりの怖さにいつの間にか敬語を忘れていました。
そして、すっかり夜に。そのときにはすっかり打ち解けていたこともあり、夜ご飯も食べて帰ることになりました。
ただ、これは一応婚活。楽しんでいた裏で、この人と今後も距離を縮めていくべきかどうかと考えていました。楽しいというのは重要なことですが、どうしても大学の同級生と重なり、友達以上には考えられない気がしたのです。
そして夜11時過ぎ。お店を出て、駅に向かう途中で相手が一言。「もう終電ないんだよね」。
……………。
一瞬思考が止まりました。いやいやいや、まだ11時、冗談でしょ?
相手の最寄りを聞き、検索しました。本当に終わってるっぽい。
いや、大人だろ、管理しろよ。というか、わざとにしても、初対面でそれはない。
「一緒に泊まって」と言うので、「いやだよ、初対面だし」と返すと、「今日一日、十分な時間一緒にいたでしょ」と…。だからと言って初対面には変わりなくない?
結局、私は終電がまだまだある時間だったので、置いて帰りました。楽しかったけれど、振り返ってみると、最初から手が早かった。
途中で「これまでマッチングアプリで出会った人と何人か会ってきたけど、全然合わなくて、話の内容も品定めされているようで嫌だった」的なことを言っていたので、ヤリモクだったとは言わない(本当はどうだか知らん)けど、真剣だからこそ徐々に距離を縮めたかった。まあ、友達で終わったかもしれないけど…。
というわけで、後日「もう会わない」とメッセージを送り、終了しました。今回の教訓、どこかで「あれ?」と思ったら、その勘を信じる。あと、ちゃんと断る勇気を持つ。まあ、ほかのみなさんは大丈夫だと思いますけれど……。その後数日は、「こんな人ばかりなのかな」と思い、アプリを開くのが少し億劫になってしまいました。
以上、ジェットコースターのような婚活初デートでした。