マッチングアプリは、インターネット上の不特定多数の人から出会いをマッチングするサービス。それゆえに相手の素性が分からず、トラブルに巻き込まれる危険性があることは否めません。
そこで今回は、初心者でも安全に利用できるマッチングアプリや、トラブルを避けるための方法などをご紹介します。
安全なマッチングアプリとは
マッチングアプリに潜む危険は、サクラや業者が紛れている、身体目的・既婚者・恋人持ちと出会ってしまう、メッセージで暴言を吐かれる、ビジネスや宗教に勧誘されるといったことが挙げられます。
安全なマッチングアプリとは、これらの危険に対し、対策を講じているもののこと。免許証や保険証などの公的証明書によって利用者の審査を行っているアプリは、比較的安全性が高いと言えるでしょう。
アプリの選び方と紹介
公的証明書によって本人確認の審査を行っているほか、国内の大手企業が運営している、有料での利用が基本、通報機能や運営によるパトロールが整備されているといったアプリも信頼性は高いです。
これらの条件と照らし合わせると、以下のアプリは比較的安心して利用できると言えるでしょう。
タップル誕生
IT大手のサイバーエージェントグループが運営しています。年齢確認があり、1対1で会うのが不安な人のために2対2で会える機能もあります。ネット上の写真を使っている人などに対しての取り締まりも行われています。
[タップル誕生を使ってみる]
ゼクシィ縁結び/ゼクシィ恋結び
結婚情報誌「ゼクシィ」を発行するリクルートグループが運営しています。年齢確認と本人確認があり、24時間体制のパトロールや通報機能も整っています。また、初デートの日程や場所をエージェントに調整してもらえる機能もあり、自分の希望にあったデート条件が設定しやすくなっています。
[ゼクシィ縁結びを使ってみる]
[ゼクシィ恋結びを使ってみる]
ペアーズ
現在はアメリカを拠点とする企業の傘下に入っていますが、もともとは日本企業が運営していました。マッチングアプリに興味を持った人なら聞いたことがない人がいないほど有名で利用者数も多いアプリです。2019年1月には累計会員数が1千万人を突破。これまでに結婚したカップルや付き合ったカップルは20万人以上と、ダントツの実績です。
[ペアーズを使ってみる]
安全に使うために
顔写真を載せて大丈夫?
写真を載せるのは、個人を特定されるリスクや写真を業者やなりすましに悪用されるリスクがあり、たしかに危険です。しかし、マッチングにおいて顔写真は非常に重要なファクター。顔写真がなければ、相手から信用を得るのも難しいでしょう。危険は頭の隅に置きつつも、総合的に考えて顔写真を載せる方が結果的に良いと思われます。
ラインを交換してもいい?
ほとんどのアプリはアプリ内でメッセージ交換ができるようになっているため、相手が本当に信用できるまではラインの交換を控えましょう。実際に会い、信用できると思えた人、今後も関係を続けたいと思えた人に限り、ラインの交換をおすすめします。
よくあるトラブル事例
- メッセージのやり取りが始まってすぐにデートの話が進み、行ってみたらマルチビジネスや宗教の勧誘だった
- 相手が指定するお店に行ったら個室で、やたらと距離が近く、身体を触られるなど不快な思いをした
- さみしいからと身体の関係を要求し、応じるとお金を取られた
- メッセージで暴言を吐かれた
- 待ち合わせ場所で待っていても、相手は現れなかった
などなど。
インターネットで不特定多数の人に出会う以上、100%安全だと言い切れるアプリはありません。トラブルに巻き込まれる前によくある事例を知り、少しでも危険だと感じたら避けるようにすることが得策です。